小児外科

はじめに

千葉県こども病院では将来小児科医を目指す医師のために後期研修制度(レジデント制度)を用意しています。千葉県は全国平均に比して医師数はきわめて少なく、ことに小児科医は県内の必要とする数に遙かに及びません。当院での後期研終了後は千葉県において小児科医として、こども達のいのちを守るために活躍していただきたいと願っております。

専門医資格取得の要件

  • 試験当日に小児科学会員であり、学会会員歴が引き続き3年以上、もしくは通算して5年以上であること。
  • 2年間の卒後臨床研修をうけ、その後さらに日本小児科学会小児科専門医制度規則第15条に規定する小児科研修を3年以上受けたもの。もしくは小児科臨床研修を5年以上受けたもの。
  • 日本小児科学会小児科専門医制度規則第15条

小児科臨床研修を受けようとするものは、学会の指定した専門医研修施設において規定された研修カリキュラム(小児科医の到達目標、別添付)に従って研修を受けなければならない。(一部省略、改変)

新卒後臨床研修(2年間)の終了後、千葉県こども病院において3年間研修を受けることにより上記の小児科学会小児科専門医資格取得要件は充足されるものと考える。

カリキュラム概要

  • 具体的な研修カリキュラムは小児科学会教育委員会がしめした「小児科医の到達目標」にしたがって作成する。
  • 当院のレジデント教育においては以下のようなプログラムを基本として細目を作成する。
    • 日常診療(外来、入院、救急、検査、当直業務)をおこなう
      合計36ヶ月の研修は以下の振り分けにより行う。
      • 新生児未熟児に関する研修は第1−2年度に最低6ヶ月おこなう。
      • 3年間の研修の最後に小児科専門医サブスペシャリティを目指す研修を6ヶ月おこなう。この研修は本研修終了後の後期レジデント制度とも関連している。
      • 神経疾患、腎臓疾患、循環器疾患、血液疾患、栄養・消化器・代謝内分泌疾患、感染性疾患、呼吸器アレルギー疾患、総合診療疾患についてはそれぞれ3ヶ月をめどに研修を行う。
      • 小児精神科(こころの診療)、小児集中治療に関する研修を希望するものは最後のサブスペシャリティを目指す研修期間にこれをおこなう。家庭医をサブスペシャリティにしたい人で希望があれば千葉県立佐原病院、千葉県立東金病院、千葉県循環器センターで研修を行う。
      • 救急に関しては3年間継続してこれを研修する。
      具体的な研修のプログラムの試案を例示する。

(1年目)

 

4-6月

7月-9月

10月-12月

1月-3月

レジデントA

NICU

NICU

総合診療

栄消内代

レジデントB

NICU

NICU

栄消内代

総合診療

レジデントC

総合診療

栄消内代

NICU

NICU

レジデントD

栄消内代

総合診療

NICU

NICU


(2年目)

 

4-6月

7月-9月

10月-12月

1月-3月

レジデントA

血液

腎臓

神経

循環器

レジデントB

循環器

血液

腎臓

神経

レジデントC

神経

循環器

感染

呼吸アレルギー

レジデントD

腎臓

神経

呼吸アレルギー

感染


(3年目)

 

4-6月

7月-9月

10月-12月

1月-3月

レジデントA

呼吸アレルギー

感染

サブスペシャ

サブスペシャ

レジデントB

感染

呼吸アレルギー

サブスペシャ

サブスペシャ

レジデントC

血液

腎臓

サブスペシャ

サブスペシャ

レジデントD

循環器

血液

サブスペシャ

サブスペシャ


    1. 研修、教育のピラミッド形式の一員として前期研修医(新臨床研修システム)への教育をおこなう。
    2. 学会、研究会、講演会に参加する。論文執筆や学会発表をおこなう。

修練施設名

千葉県こども病院
(希望があれば、千葉県立佐原病院、千葉県立東金病院、千葉県循環器センター)

カリキュラム責任者名

こども病院日常診察
こども病院日常診察
カリキュラム責任者
  高柳医療局長
指導医
  小児科学会専門医の資格を持った医師約20名
   
日本小児科学会 http://www.jpeds.or.jp/index.html

 

 

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